NISAの現状と未来を考える
限度額が1人1年当たりで100万円と言いましたが、これは条件によって変わってきます。
例えば、夫婦で利用すれば1000万円、さらに夫婦に20歳以上の子供が2人いる世帯であれば2000万円もの非課税運用が可能です。
1人100万円が少ないと思う人であれば、この条件に満たしていれば十分な金額になるのではないでしょうか。
実はNISAは英国のISA(アイサ、個人貯蓄口座)を元に作られた投資法になります。
ISAの方は1999年から開始されていますが、「国民の投資推進に効果あり」と国から判断されて恒久化されています。
一方、NISAはそこまでの認知度は無く、現状では2027年末までの制度とされています。
しかし金融業界から個人投資家まで、恒久化を望まない方は誰もいません。
それぐらい期待されている投資法ですし、まだまだ未来がある投資法だと言い切れます。
もちろん利用者が増えれば恒久化は十分あり得ます。
実際に今現在のNISAは癖があるという評価もあるそうです。
ただまだまだこれからの投資法なので何かと改善の方向へ向かっている部分は多々あります。
使い易いという意味ではまだかもしれませんが、今後はみなさんの生活の一部になるかもしれない投資法であることは間違いありません。